「実家の片付け」は貴重な時間です。ご先祖様に感謝です!

香川県で片付けサポートをしています、高松市 在住の片付けアドバイザー「三谷正美」です。

皆さまは、実家の片づけを手伝ったことはありますか?

私は幾度となく手伝ってきましたが、そろそろ本腰で進めようとしています。ところが、今回は私ではなく、母が自ら、片付けをしようと動き出しました(*^^*)

過去には、片付けを進めたくても、捨てる、捨てない・・で喧嘩になったこともあり・・・結局、家の重鎮である母の気持ちが大切だと気づき、母の決断を待っていたのです(*^^*)


母は子供の頃、高松空襲でモノの無い時代を経験しているので、モノに対する執着はとても強いんです。
「モノがあれば裕福」「モノがあれば困らない」「モノがあればどうにか生活できる」「モノはご先祖様から受け継いだ大切なモノ」「モノは粗末にしてはいけない」「モノは大切にしないといけない」・・・

当時はモノの無い時代。必死でモノを集め、モノがあればあるほど幸せと思う時代。私の母のように物質信仰世代の人は、そう思うのも当然のことなのです。戦後当時を想像すると、私も母の気持ちが分かります。

その母がついに、自分から片付けに興味を持ち行動しだしたのです。
娘が片づけの仕事を始めたので興味を持ったのでしょうか・・・。それとも、自分の今までの大切な人生をゆっくりと物と一緒に振返りたいと思い出したのでしょうか。

そして、私が捨てるのが勿体ないものは、メルカリで売ってみようか?と、話したところ、母の動きが今まで以上に、軽やかになりました(*^^*)
どんなものが売れるのか・・それも、楽しみの一つになるのかもしれませんね(*^^*)

今回は手始めに、床の間の片づけを一緒に進めました。

⇓ Before 

沢山、いろんなものを置いていました。

赤枠の空間には、こんなにも多くの物を置いていました。

⇓ Before 

⇓ After

置き物を厳選して、空間を作りました。空間があることで、置き物も品格が上がります。掛け軸の間は、まだ手をつけていませんがどうでしょうか・・・。
人形ケースの部分はスッキリしたと思いませんか。

昔の家には、お客様を迎える客間があり、そこには「床の間」があります。
床の間は掛け軸やお花、置き物などを飾る空間です。
季節や催し事に合わせてどんな掛け軸を掛けるか、どんなお花をどのように生けるか、どんな置き物を置くのか・・・

床の間は、その家の主人の「おもてなしの心を表す舞台」です。そう思うと、日本人が受け継いできた、おもてなしと言う、素晴しい習慣は今も忘れたくないですよね。

今は、床の間のある家は、だんだんと少なくなってきましたが、無理に床の間がなくてもいいんです。家具の上や棚の一角でお客様への歓迎の気持ちを表す「舞台」が作れます。
キレイに拭き掃除をして、大切な物、心がなごむ物、お客様に見せたい物、を演出してみてください。

家に演出する舞台があると、空間全体に風格がでてきます。そして、お家にいる時間が充実して、心が洗われる時間にもなりますよ♡

私は実家の片づけを母親と一緒に、昔の出来事を聞きながら進められていることにとても感謝しています。親がいなくなってからでは貴重な体験談を聞くこともできません。

皆さまも、今のうちから、ご家族とお話をしながらコツコツ無理をせず片付けを進めていかれてはいかがでしょうか♡

私、三谷正美が貴方の片づけをサポートさせて頂きます。
お気軽に、お問合せくださいね♡

# 実家の片付け

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